京都の七夕

七夕

京都の七夕は8月

京都の七夕は旧暦の8月に行われます。堀川会場、鴨川会場ともに8月1日から10日まで、時間は夜の7時から9時半までです。

京都の七夕は、ぜひ見ておくといいです。
京都というと、春や秋の観光が多いですが、八月の暑い夜に京都の七夕は別世界へ誘ってくれるような魅力があります。

いろいろなところで七夕まつりはあると思うんですが、個人的には京都の七夕はちょっと特別です。
歴史ある地に息付いている文化の重みと、現在の最先端のアートとが融合した最高の空間が演出される年に一度の期間です。

短冊や特典

会場は堀川会場と鴨川会場になります。
どちらでも、絵ハガキの短冊(100円)が売っていて、願い事を書いてつるせるようになっています。

あと、浴衣なんかの和装でいくとプレゼントの特典もあります。
プレゼントは会場でそれぞれ違っていますが、もらえるとかなり嬉しいものなので、浴衣で行ってみようかな、と迷っている方には、浴衣で行くのをオススメします。

また、どちらの会場にもテーマに分かれたエリアがあって、それぞれの見所や特色があるので、本当に見て歩いていても素敵ですね。

堀川会場、鴨川会場

堀川会場では、メッセージ行燈のエリアや、織姫と彦星の「恋エリア」があります。「恋エリア」では、芸術系の大学などに通われている学生さんによるテーマ別の作品が見られます。
しっとりとした和の雰囲気の中に「恋」を感じさせる作品を見られるのも京都の七夕ならではです。

それから、とにかく素敵なのが「再会エリア」のアーチに浮かび上がる「光の天の川」です。
本当に天の川ってこんな感じかなって思うくらい、きれいです。
一人で歩いても、大切な人と歩いても、これから一緒にいたいと思う人と歩いても、きっと心に何か残る場所だと思います。

鴨川会場は鴨川の右岸で行われます。
左岸がライトアップされる風景は圧巻です。

鴨川会場では、二日間鴨川納涼が行われます。
イベントや即売コーナーも出て、かなりの人が来ます。
夏の特別な日ですから、たくさんの人が訪れるのも納得です。

寺院や神社での七夕イベント

そして、この七夕の期間は寺院や神社にて、夜間参拝やライトアップ、願い笹の設置が行われます。
普段の参拝はもちろんですが、七夕の期間にだけ見られる特別な寺院や神社を訪れるのもオススメです。
寺院や神社により、七夕の期間や時間が異なりますので、行ってみたいと思った時には、先に調べておくと安心です。
事前の申し込みの要、不要もありますので、そのあたりも一緒に見ておくといいと思います。

京の空へ願いを届ける、そんな素敵な行事が受け継がれる街、京都。
多くの願いが叶い、皆が笑顔で、元気で、そして、幸せでありますようにと祈ります。

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