一度は見に来てほしい「京都三大祭」

どの街も素敵なイベントが行われる。

京都には三大祭りと呼ばれる大きなお祭りが三つあります。

一つ目は5月に行われる葵祭で、下鴨神社と上賀茂神社で開催されています。
平安時代の祭りといえばこのお祭りのことを指していたようです。

当時、国家的行事として扱われていたこのお祭りは、今でも伝統の一つとして受け継がれています。
お祭り内の最大のイベントは流鏑馬。
流鏑馬は500メートルある道を馬に乗りながら装束姿になった射手が的を射抜くというものです。

よくメディアに取り上げられていますので、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
人気のある行事なので、競技中は拍手喝采、大変に盛り上がります。

そして二つ目のお祭りは祇園祭で、7月に八坂神社で行われています。
日本三大祭に挙げられており、日本を代表する伝統的なお祭りの一つ。

開催期間は一ヶ月と日本のお祭りのなかでも大規模なものとなっています。
毎日、さまざまなイベントが行われるので、期間中は人々で賑わい、まさにお祭りといった雰囲気に包まれます。
ここで、いくつかのイベントを紹介しましょう。

一つ目は「花笠巡行」。
約1000人もの行列を作り、街中を巡行するお祭りの目玉イベント。
一番先頭には子供が担ぐ神輿、その後に小町踊りを踊る方々や舞妓さん芸子さんなどが続き、京都の伝統を一度に堪能することができます。

二つ目は「神輿洗い」。
神輿洗いの名前がついていますが、いわゆる洗う作業を見せるイベントではありません。
実際は、神輿を担いで四条通などを練り歩きながら、京都の一級河川である鴨川の水を振り掛けるイベントです。
他のお祭りではなかなか見る機会がないので、祇園祭の特徴の一つとして挙げることができるでしょう

三つ目は「山鉾巡行」。
祇園祭のうち最大のイベントといっても過言ではありません。
豪華な装飾が施された山鉾が街中を巡行する光景は圧倒的。
開催されるイベントの中でも一、二を争う観客が集まります。
祭りに参加するならば、必ず見ておきたいイベントです。

以上のように華やかな催し物が次々と行われています。
世界中から観光客が集まるほどのお祭りなので、参加したことない方はチェックしてみてはどうでしょうか。

パフォーマンスは本当に感動ものです。

京都で行われている三大祭りの三つ目は時代祭りです。
平安神宮で10月に開催されています。
この時期になると涼しくなっているので、真夏のお祭りに比べると暑さでの疲労を感じなません。
過ごしやすく、参加しやすいので、毎年多くの人が集まっています。

さまざまな催し物があり、大道芸などが行われるのですが、一つ一つの技術が素晴らしく、観光客が歓声を上げて盛り上がります。
それぞれ、参加者も観光客も一体になって楽しめるようなお祭りを目指しているため、地元の人ばかりでなく、誰でも盛り上がるような内容になっています。
私たち地元の人間はこのような祭りが行われる際には必ずといって良いほどお手伝いをしています。
お祭りのお手伝いをすることで年配の方とも仲良くなれるし、さまざまな話を聞くことができるのですごく勉強になっています。

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